東海地区コンクリート圧送有限責任事業組合は、東海三県(愛知・岐阜・三重)に拠点を置くコンクリート圧送工事業者で、コンクリート圧送工事の安全と品質の確保、環境への配慮を第一に考え、安心で安定した品質の工事提供を目的に、平成20年6月2日に発足した有限責任事業組合です。
発足後その目的を達成するため、安全に対する取り組みとして組合内における車両購入基準、組合独自の厳しい整備基準の設定、工事車両に対する安全対策、工事賠償保健の加入を義務付けています。 福利厚生に対する取り組みとして工事に携わる従業員や職員の安心と生活の安定を確立するため、保険制度や保障制度の研究と導入に取り組んでおり、上乗せ労災保険や労災特別加入等の実績も向上してまいりました。
専門工事業者としての取り組みとしては、建設業法に則った建設業者として組合内での勉強会、研修会を通してコンクリート圧送工事業の問題点の抽出、対応策の検討、工事の安全対策等日々研鑽しております。
平成23年11月からは、広域的な市場情報の収集による効率的な受注環境の形成とお客様に対する安心で安定した供給体制を構築すべく共販事業を開始しました。この共販事業を開始することは、お客様に対する安定した供給体制の確立、更なる技術の習得による品質の確保と組合内の平準化、充実した安全教育による災害防止、老朽機械の使用制限と設備更新、機械の保守点検および整備を適正に管理することによる安全性の向上、現場従事者への社会保障の充実、不良不適格業者の輩出防止等に大きく寄与できるものと確信しております。また、お客様からの信頼と安心を得ることで、ひいては組合員の工事受注の拡大と収益の確保が確立できるものと考えております。長期に亘る建設不況は、コンクリート圧送業界にも大きなダメージを与え限界に来ております。収益の確保により、安全・品質・環境・人材への積極的な投資をすることで、安全で良質な施工を提供し、現場従事者の雇用環境の改善と人材育成をすることがコンクリート圧送業界の存続においても必達の義務であるとも考えております。
東海地区コンクリート圧送有限責任事業組合は、これからもお客様に安心で良質な工事施工を提供し、信用と信頼の向上を獲得するために様々な取り組みを行ってまいりますので、引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます。